魔法罠の発動無効について

魔法罠の発動無効とはなんぞや?疑問になる方多いのでは?

なので自分の見解でも書こうかなと思います。

経験した場面から推測した考えなので確実ではないです。と言うか電話掛ける毎に違う裁定返ってくるのに確実なんて存在しないかと。

 

私はフレイムバッファローが手札に戻ったときに効果を発動できないと裁定を出されてから正直あの会社の裁定あまり信用出来てないですw

頼むから、せめてあんたらの書いた公式ページの裁定見てくれよ( ;∀;)

 

さて、本題。魔法罠の発動無効とは。

ここでは良く使われる広い範囲の無効効果を持つヴァレルロード・S・ドラゴンの

(3):相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。

についてお話ししていこうかなと思います。

 

まず、サベージの無効効果を見てみましょう。

要約いたしますと、効果を発動したときにその発動を無効にできる効果。

 

まず、サベージの効果は無効効果で良く見かける破壊の処理はしません。

場で発動したモンスター効果を無効にしたときはモンスターが場に残るのは当然です。

 

魔法罠を発動した場合はどうでしょう。

この場合も破壊はせずにルールによって墓地へと行くことになります。

魔法罠が破壊された時の誘発効果が存在した場合でも発動できません。

例えば、アーティファクトの神智にサベージの効果を当てられた時に破壊されていないため②の破壊する効果を使用する効果が使用できません。

 

 

次に永続魔法罠に対して使う場面。

すでに場にある永続カードの効果に対してサベージの効果を発動。この場合は当然効果が無効になり永続カードは場に残ります。

 

では永続魔法罠の発動に対してはどうなのか。

この場面で思うのは永続魔法罠を発動して表で置くだけの時にサベージの効果は打てるのか?という疑問でしょう。

答えは打てます。そしてルールによって墓地へと送られます。

では何故打てるのか。永続魔法罠を発動した時、実は何もしない良く分からない効果処理を行っています。

それを私は"着地確定の効果処理"と勝手に認識しています。

サベージは着地確定の効果処理を無効に出来る為、永続魔法罠を無効に出来ると認識しています。

永続罠が発動と同時に効果を使用したいときは、永続罠の効果と着地確定の効果を同時に無効にしていると認識しています。

着地確定の効果処理が適用できていない。すなわち同一チェーンブロック上では効果の使用をすることもできません。

キルドレイン等の永続効果は着地確定の効果処理が成功したときから適用されると認識しています。

 

 

すでに意味不明ぎみですが遊戯王なので仕方ありません(´・ω・`)

ですが、さらに深く掘り下げます。

 

まだ掘り下げる理由。

それは"モンスターの召喚無効"と"魔法罠の発動無効"が同一視している方を良く見掛けるためです。

 

"モンスターの召喚無効は着地する前に無効にしてるので、魔法罠も着地する前に無効にしてる。"

これは間違いです。


実は魔法罠カード全般、発動時の効果処理を無効にする効果が適用された時に場から離れています。

すなわち効果を無効にする効果が適用、処理がされるタイミングで場から離れる、いわゆる謎空間へと浮上します。

例えば神の宣告などの無効破壊は"無効にして場から離す効果"と"破壊する効果"が順を追って処理しています。

 

ですので、魔法罠は発動無効にしようとしているタイミングは場のカードとして扱われます。

 

 

いったいどういうことなのか。解説します。

転生炎獣の聖域、ベイルリンクス、サベージ、サイクロンを使って解説します。

 

まず墓地にベイルリンクスが存在する状態で聖域を発動します。

その発動に対してサベージで発動無効効果を使用します。

さらにサベージにチェーンする形でサイクロンを発動します。

 

まずこの場合サイクロンは聖域を対象に出来るか否かですが、対象に取れます。

そして、場のカードを破壊される代わりに墓地から除外出来るベイルリンクスの効果を発動できます。

まぁ、そのあとサベージで着地確定の効果処理を無効にされるんですけどね。

 

なぜ、出来るのか。

これは聖域が無効効果を受けたものの、まだ場に存在しており場から離れることが確定出来ていない不安定な状態で場に存在しているからです。

場に存在はしているため魔法罠除去の対象にはなり場のカードへの破壊耐性も使用できるのです。

 

そんなタイミングで場に存在しているからなんだというのだ。意味あるのかそれ?って感じですよね。

実はこれを実践で使用してくる稀有なテーマが環境トップ勢にいます。

 

"オルターガイスト"です。

 

どのようにしてこの処理を利用してくるのか。

よくレッドリブートが絡む時に直面します。

 

相手はレッドリブートが手札にある。

自分の場には表側でプロトコル、裏側でリゼーションが存在する。

この時にメリュシークを対象にリゼーションの発動に対してレッドリブートを発動。

さて、どうなるでしょうか。

この場合は、レッドリブートの魔法罠の着地確定の効果処理とリゼーションの蘇生効果の発動を同時に無効にしようとしています。

ですがリゼーションは先ほどの話の通りで、無効にしようとしているタイミングでは場に存在しているカードなのでプロトコルによってリブートの無効する効果が適用にされません。

よって無効にした後にリゼーションを破壊する処理も行えず、再セット、及びデッキからセットできる効果も適用されません。

ですがリブートの発動は成功しているため、別処理になるこのターン罠カードを発動できなくする処理は適用されます。

そして、リゼーションによってメリュシークが蘇生されます。

そして、リゼーションを無効にされていないため手札にマルチフェイカーが存在する場合は効果を発動できます。

 

はい、このイカサマみたいな謎な現象を味方につけているのがオルターガイスト。

こんな裁定にしてあるのが悪いんですよ(´・ω・`) 

 

 

 

画像の張り付けなどして分かりやすくしたいなぁって思うけど、無断転載絶対許さないマンが怖いので無断転載に対する知識が身に付くまで画像使うつもり無しでございます。

文字の羅列ですが読んで頂けた方、いらっしゃいましたらお疲れ様です。ではまた。